あなたも肌断食なんて超危険だと思ってませんか?
でも実際に成功してる人もいるし、私もできるんじゃないかと思ってやってみたら、肌断食に成功しちゃったんです。
ゆる肌断食ってどうやるの?
ゆる肌断食では、以下のように少しずつ基礎化粧品やメイクを変えていきます。
- 使っている化粧品をひとつずつやめる
- 使用量を減らす
- 肌への負担が少ないアイテムに替える
最終的には、石けんとワセリンのみを使うスキンケアと、石けんで落とせるメイクにします。
通常の肌断食だと、「基礎化粧品やメイクを全部やめて、石けんとワセリンを使う」というわかりやすいものです。でも、ひとつずつやめるって、どれからやめればいいのかわからないですよね。
今回は、肌に負担がかかるアイテムからやめていく「ゆる肌断食」の方法をお伝えします。
失敗しないゆる肌断食のやり方
以下の化粧品を使ってることにして、ゆる肌断食の方法を書いていきます。
クレンジング
洗顔フォーム
化粧水
乳液
美容液
アイクリーム
シートマスク
UVカット化粧下地
リキッドファンデーション
パウダーファンデーション
チーク
アイブロウパウダー、ペンシル
アイシャドウ
アイライナー
マスカラ
リップ
グロス
1.クレンジング剤をやめる
クレンジング剤は最初にやめるアイテムです。理由は、化粧品の中でいちばん肌への負担が大きいから。
クレンジング剤の成分は刺激が強いですが、手でこするのも肌には大きな刺激になってしまいます。メイクを落とそうと必要以上に力が入ってしまうことも。
2.リキッド(クリーム)ファンデーションをやめる
2番目に肌に負担が大きいのが、リキッドファンデーションです。
パウダータイプより化粧崩れしにくいのが魅力ですが、「崩れにくい=落としにくい」ということ。クレンジングのときにゴシゴシこすると、肌にダメージを与えてしまいます。
クレンジング剤と同時にやめるのがおすすめです。ファンデーションはパウダータイプのみを使いましょう。
3.化粧下地、BBクリーム、CCクリームをやめる
化粧下地はリキッドファンデーションと成分が近く、肌にとっては負担になってしまいます。
リキッドファンデーション・化粧下地・BBクリームなどは、普段使いではなく、ドレスアップするときなど特別な日に使うものと考えるのがいいですね。
4.美容液、クリーム類、シートマスクをやめる
化粧水と乳液以外で、洗顔後に塗ったり貼ったりしているものをやめます。
複数のアイテムを使っているなら、ひとつずつやめましょう。
例えば、
パックをやめる
⇒1週間経過
⇒クリームをやめる
⇒1週間経過
⇒美容液をやめる
という感じで。
ひとつやめても乾燥する感じがなければ、次のアイテムをやめてみましょう。問題なければ1日に1アイテムやめてもいいです。
5.洗顔フォームを純石けんに替える
洗顔は汚れを落とすことなので、洗浄成分のみの純石けんを使います。純石けんとは、成分表示が「石けん素地」だけのものです。
洗顔フォームには保湿成分が含まれているので、純石けんで洗顔するとつっぱる感じがあるかもしれません。
敏感肌・乾燥肌の人は、オリーブオイルを原料にした茶色い石けんがおすすめです。石けん素地のみの石けんより、洗いあがりがしっとりします。
有名なものでは、アレッポの石鹸やマルセイユ石鹸があります。
6.アイメイク、リップメイクはひとつだけにする
メイクアイテムの数が少ないほど、肌への負担も少なくなります。
アイメイクなら、アイシャドウ・アイライナー・マスカラのどれかひとつだけ使いましょう。
リップの場合、複数のアイテムを重ねずに、1日1アイテムにしてください。
グロスと口紅を重ねるなど、複数のリップメイクを同時に使うと、くちびるへの刺激が強くなってしまいます。
7.アイブロウはパウダーだけにする
眉メイクっていろんな種類がありますが、肌にいちばんやさしいのはパウダータイプです。
パウダータイプなら自然な濃淡をつけられるし、失敗しても直しやすいです。
8.乳液をやめてワセリンを使う
乳液の使用を急にやめてしまうと、乾燥を強く感じる場合があります。まずは、今使ってる量の8割くらいにして様子をみてください。
1週間たっても問題がなければ、さらに1割減らして様子を見ます。ここが最初の山場ですから、時間をかけて量を減らしていきましょう。
使用量を半分以下に減らすことができたら乳液をやめます。化粧水の後に白色ワセリンを使いましょう。
黄色っぽいヴァセリンじゃなくて、白色ワセリンを使ってくださいね。
- 米粒一粒くらいの量を手に取ります。
- 両手のひらによーくのばします。
- 手のひらをやさしく顔にあてるように、ワセリンを肌にのせます。
「物足りないかな」くらいの量で大丈夫。厚く塗ってしまうと、毛穴を詰まらせてしまいます。
ワセリンはのびがよくないですが、塗るときは肌をこすらないように気をつけてください。肌にダメージを与えてしまいます。
9.石けんで落とせるメイクに替える
石けんで落とせるメイクアイテムをすでに持ってるなら、それを使ってください。
もし持っていなくても、パウダータイプのメイクなら石けんでほぼ落とせます。アイブロウやチークはパウダータイプを使いましょう。
新しく買うなら、石けんで落とせるリップがおすすめ。エトヴォスのメイクは肌への負担が少ないです。
エトヴォス ミネラルルージュ10.化粧水をやめる
乳液と同じように、まずは今使ってる量の8割くらいにして様子をみましょう。
これまで何種類もの化粧品を使ってきた場合、どうしても肌がつっぱります。時間がかかってもいいので、肌の調子をみながら量を減らしてください。ワセリンは必ず使いましょう。
ゆる肌断食の期間
上記の1~10まで、ひとつずつクリアしていって、3ヶ月くらいかけるのが標準です。
今までスキンケアに力を入れていない、クレンジングやリキッドファンデーションをほとんど使ってないなら、1ヶ月で10までできます。
スキンケアに時間とお金をかけてきた人、多数の基礎化粧品を使っている人は、6ヶ月以上かけるのがおすすめです。
また、化粧水や乳液、美容液をやめるところでは、次に進むまで2週間~1ヶ月かけてもかまいません。
「絶対に肌ガサガサになりたくない」というあなたは、ゆっくり進めましょう。
ゆる肌断食を成功させる2つのコツ
1.経過を記録する
自撮りしたりノートに書いたりして、ゆる肌断食の経過を記録するのがオススメ。
理由は、肌に変化が起こったとき原因を特定することができるから。
また、昔の自分と比べると、肌がきれいになったことを実感できます。
2.無理しない
肌断食だからといって乾燥をがまんしていたら、肌がボロボロになってしまうことも。
化粧水や乳液は少しずつ量を減らしていきましょう。乾燥する日や生理前などは、無理に減らさなくてもいいんです。
たまにはしっかりメイクもOK。そのときは基礎化粧品を使ってください。
まとめ:無理せずゆっくり肌断食
今回は、ゆる肌断食の手順をお伝えしました。
- ゆる肌断食とは、肌に負担がかかるアイテムからやめていき、少しずつ基礎化粧品やメイクを変えていくこと。
- クレンジング剤・リキッドファンデ・化粧下地は肌に負担がかかるので、日常使いをしない。
- パウダータイプのメイクは肌にやさしい。
- ワセリンは「物足りない」くらいの量でOK。
- ゆる肌断食は3ヶ月くらいかけるのが標準。
- 乾燥をがまんしない。無理しない。
スキンケアを徐々にやめれば、肌断食はうまくいきます。
肌の見た目、触った感じ、皮膚の感覚などから判断して、その日のスキンケアを柔軟に変更していきましょう。
ではでは。