肌断食といっても、徐々にスキンケアを減らしていく方法と、一気にスキンケアをやめてしまう方法があります。
そこで今回は、ゆる肌断食とキッパリ肌断食を比べてみます。
ゆる肌断食の特徴
向いている人
- 長年スキンケアにお金と時間を使ってきた人
- 一回のスキンケアで多数のアイテムを使っている人
- 肌ガサガサには絶対なりたくない人
メリット
- 肌がガサガサになったり、粉が吹いたりすることがない。
- がまんしなくていいのでストレスが少ない。心理的ハードルが低い。
- 自分のペースでできる。
ゆる肌断食のいちばんのメリットは、肌がガサガサにならないこと。肌断食をやめてしまう理由のほとんどは、ガサガサに耐えられないことなんです。
「こんな顔で外出するのは恥ずかしい」
と思ってしまい、がまんできずに化粧品の使用を再開してしまうんだとか。
ストレスなく、極度に乾燥することなく、安全に肌断食をしたいあなたには、ゆる肌断食をやりましょう。
デメリット
- 時間がかかる。
- 手間がかかる。
なるべく乾燥しないようにケアをしていると、化粧水や乳液をなかなかやめられないことも。
特に、今までいろんなアイテムをつかってスキンケアしていた人は、何もつけなくても乾燥しない状態になるまで時間がかかります。
また、化粧品の使用量を自分でコントロールするので、手間もかかります。
キッパリ肌断食の特徴
向いている人
- 今までのスキンケアが手抜き気味の人
- とにかく簡単に始めたい人
- 自宅で一人で仕事をしている人
メリット
- 簡単でわかりやすい。
- 肌の変化を感じやすい。
「今日は化粧水を使おうか、やめようか」など、いろいろ考えなくて済むのがキッパリ肌断食のメリット。毎日のケアは、石けんで洗顔して、どうしても乾燥が気になるなら白色ワセリンをちょっと塗るだけです。
また、自分の肌がどれだけ化粧品に頼っていたのか、肌のバリア機能が回復してきたかなどは、より実感しやすいです。
デメリット
- 肌がガサガサになる可能性が高い。
- 乾燥をがまんしなければならない。
長年スキンケアに力を入れてきた人は、肌のバリア機能が弱っている可能性が高いです。化粧品に頼っているので、スキンケアをやめると肌がボロボロになってしまいます。人によっては皮がむけてしまうことも。
皮むけや粉吹きがいつまで続くかは、人によってちがいます。いつまで続くかわからないものをがまんするのは、相当なストレスになるでしょう。それなりの覚悟が必要になります。
人と接する仕事をしてるなら、キッパリ肌断食はおすすめしません。
迷ったらミックスする
ゆる肌断食とキッパリ肌断食、どちらにもメリット・デメリットがあるので、どちらかに決めるのはむずかしい。
そんなときは、ゆる肌断食とキッパリ肌断食をミックスしてスキンケアをしましょう。
例えば以下のように、ゆるく始めてうまくいったら、キッパリと化粧品を絶つのもアリです。
- クレンジング剤をやめて2週間過ごす。
- 洗顔フォームをやめて石けん洗顔にして、2週間過ごす。
- 基礎化粧品をやめてワセリンだけ使う。
反対に、最初から石けん洗顔と化粧水とワセリンのみで過ごして、徐々に化粧水の使用量を減らしていくというのもいいですね。
肌の様子を見ながらケアを変えていくと、肌断食に成功する可能性が高くなります。
まとめ:まずはゆる肌断食をやってみよう
いかがでしたか?
今回は、ゆる肌断食とキッパリ肌断食を比較してみました。
- ゆる肌断食なら、肌がガサガサになる心配がなく、ストレスにならない。
- キッパリ肌断食は肌ガサガサのリスクが高く、肌荒れがいつ治るかわかりにくい。
- ゆる肌断食から始めて、調子が良ければキッパリ肌断食に切り替えるのもアリ。
今までのスキンケアや肌の特徴は人それぞれ。肌断食のやり方も人それぞれです。
ではでは。