あなたはマスクをよく使いますか?
マスクを使う理由っていろいろありますね。
- 咳やくしゃみがでるとき
- 花粉症
- インフルエンザ予防
- 保湿
- 肌荒れ・すっぴんを隠す
- マスクが好き
でも、マスクって肌荒れの原因になっちゃうんです。
マスクで肌荒れする3つの理由
美肌を目指すなら、マスクは極力使わないこと。
マスク必須の歯科助手や看護師さんは、ニキビに悩む人が多いと言われてます。
実は、マスクは肌にとってデメリットが多いんです。
1.マスクの素材と摩擦
使い捨てマスクは不織布という素材でできてます。
不織布:
繊維を織ったり,編んだりしないで,適当な方法で,ウェブ状 (薄綿状) またはマット状に配列し,接着剤や熱処理によって,繊維相互を接合させて,シート状にしたもの。古来フェルトに代表されるが,綿,レーヨン,アセテート,ナイロン,ポリエステルなどを,用途によって,単独または混合して用いる。一般に,合成繊維と合成ラテックスを主体としたものが多い。
不織布/コトバンク
マスクに使われてる不織布の素材は合成繊維です。
マスクに使われてる合成繊維の主な原材料と特徴
原材料 | 特徴 |
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ポリプロピレン |
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ポリエチレン |
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ナイロン |
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ポリエステル |
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レーヨン |
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マスクの素材は服の素材にも使われてますね。
合成繊維の服を着るとかゆくなる場合、使い捨てマスクでもかゆくなる可能性があります。
また、マスクをつけた状態でしゃべると、肌とマスクの間で摩擦が起こります。やや出っ張ってる頬骨の部分もマスクとこすれやすいです。
花粉症で鼻をかみすぎてたり、肌が乾燥してたりすると、肌がダメージを受けやすい状態に。マスクの摩擦だけで肌荒れを起こしてしまうんです。
2.抗菌剤・香料
最近のマスクには、抗菌仕様や香り付きのものがありますね。
でも、この抗菌剤や香料が肌にとっては刺激になります。抗菌仕様・香り付きのマスクを使ったとたんに肌が荒れた場合、抗菌剤・香料が原因の可能性がかなり高いです。
3.肌が蒸れる
息や汗でマスク内が蒸れると、肌のバリア機能が低下します。
マスクが触れるなど、ちょっとした外からの刺激でも、かゆみや炎症を起こしてしまうんです。
また、マスク内は湿度と温度が高くなるので、細菌が繁殖しやすい環境なんです。ニキビがある場合は要注意。
症状が悪化するときだけ使う
もし自分がマスクをつけるとしたら、普段使いじゃなく、マスクがないと症状が悪化する場合のみ、短時間つけるようにします。
- 花粉症:外出時のみつける
- 自分がインフルエンザに感染:家の中で一人のとき以外つける
- 家族がインフルエンザに感染:家の中のみつける
マスクがあたる部分に白色ワセリンを超うすく塗っておくと、肌荒れを防止できます。
また、不織布のマスクよりも、綿素材のガーゼマスクのほうが肌への負担が少ないです。もしつけるならガーゼマスクを選びます。
マスクは本当に必要なとき以外使わない
今回は、マスクによる肌荒れについてお伝えしました。
- マスクは肌荒れの原因になる
- 予防や隠すことに使わない
- マスクの使用時間と使用頻度は最小限に
肌荒れの原因って身近なところにあるので、ご注意くださいね。

ではでは。